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【国際ファッション専門職大学】オンワードとの新たな産学連携を実施!業界初、アパレルDX人材を育成する単位認定授業を4月開講

教育人財開発機構 編集部 2021.04.21

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【国際ファッション専門職大学】オンワードとの新たな産学連携を実施!業界初、アパレルDX人材を育成する単位認定授業を4月開講
国際ファッション専門職大学は、2021年4月よりオンワードホールディングスと連携し、『ONWARDみらい人財プロジェクト』を開始する。単位認定授業として「ECサイトなどの新しいインフラ」などを考案する授業を開講し、デジタル思考をもち、グローバルに活躍できるアパレル人材の育成を目指す。
2021年4月より、株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣氏)との産学連携で、今後のデジタル社会に対応したプロフェッショナル人材育成を目的とした『ONWARDみらい人財プロジェクト』を開始する。

本プロジェクトは、国際ファッション専門職大学の単位認定授業として「ライフスタイル全般の新規事業」や「ECサイトなどの新しいインフラ」を考案する授業を開講し、デジタル思考をもち、グローバルに活躍できるアパレル人材の育成を目指す。
 

(▲写真左より国際ファッション専門職大学 学部長 教授 永澤陽一、オンワードホールディングス 代表取締役社長 保元道宣氏)


■背景
経済産業省が2019年4月に公表した「IT人材需給に関する調査」*1によれば、IT 需要が今後拡大する一方で、国内の労働人口は減少が見込まれ、IT人材の需要と供給の差は、需要が供給を上回り、2030年には、最大で約45万人に拡大する可能性があると試算されている。

アパレル業界においても、新たな先端技術へ対応し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めていくことができる人材の育成が急務であり、デジタル思考を持ち、グローバルに活躍できるプロフェッショナル人材を育成することを目的に本プロジェクトの開始に至った。

 *1 経済産業省IT人材需給に関する調査」(2019年4月)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf

 
■プロジェクト概要
本プロジェクトは、4ヶ月間のオンワードベンチャーアワード(ONWARD VENTURE AWARD)と、オンワードビジネスインターンシップ(ONWARD BUSINESS INTERNSHIP)の2つのプログラムから構成される。

【1期*:オンワードベンチャーアワード(ONWARD VENTURE AWARD)】
オンワードグループのデジタル戦略を担う株式会社オンワードデジタルラボが抱える実際の課題に国際ファッション専門職大学の学生チームで取り組み、企画提案を行う、高度な課題解決型授業。学科の枠を超えて1チーム6~7名の編成を行い、デジタルラボの担当者からフィードバックを受けながら企画・立案作業を進めていく。そして企画書をもとに、全19チームから7チームが選出され、プレゼンにより優秀チームが表彰される。表彰された企画案はオンワードグループ企業において実際に新規事業として継続できる、ファッション業界の新しいプロジェクトとなる。
※期間:2021年4月~7月、学生約120名が受講予定

【2期*:オンワードビジネスインターンシップ(ONWARD BUSINESS INTERNSHIP)】
本プロジェクトにおけるインターンシップは、従来型の企業側主導のものとは異なり、大学側主導で企業におけるプログラムを作成し、運営を行う。配属先は、オンワードグループ企業の「デジタルマーケティング」「ECブランド開発・コミュニケーション開発」「D2Cカスタマイズビジネス」の各部門を予定している。このプログラムを終了すると学生は所定の単位を取得可能。1期(前期)に企業の課題を深く考える経験を経てからインターンに参加することで、従来のインターンシップに比べより充実した社会経験を積むことができる。
※期間:2021年10月~2022年1月、選考された学生10数名が参加予定
*「1期」「2期」の本来の表記はローマ数字です。


■株式会社オンワードホールディングス 代表取締役社長 保元道宣氏のコメント

ファッション業界の人財開発に向けて、国際ファッション専門職大学と産学連携を行います。ビジネスを取り巻く環境は、ここ数年でオンラインとオフラインが融合する状況へと大きく変化しています。そういった社会に対応するためにはデジタルの資質は欠かすことはできません。また、当社の基幹ブランドは平成初期にスタートしましたが、当時中心となって活躍したのは20~30代の若手人財でした。洋服のみならずライフスタイル全般を領域とするファッション業界の中で、若手人財が即戦力となるための新しい教育スタイルを作っていきたいと考えています。


■国際ファッション専門職大学 学長 近藤誠一(元文化庁長官)のコメント

今、ファッション・ビジネス業界は、世界展開やテクノロジーとの融合、地球環境に優しいビジネスなど多くの課題を抱えています。それは、国際ファッション専門職大学の学びに期待が集まる理由でもあります。教育・研究のプロがいて、業界のエキスパートがいる。知識を得て、考え方を知り、主体的に動ける環境がある。インターンシップを行い、海外へ渡り、最前線を肌で感じるチャンスが広がっている。積極的なフィールドワークで、問題意識を深めることができる。本プロジェクトを通し、社会の課題を解決できる人材を育てていきたいと考えています。


■国際ファッション専門職大学 学部長 教授 永澤陽一のコメント

本プロジェクトは、「企業側と学生が同じ土俵にいる」という点が肝要で、経験者のもつスキルと、初心者のもつフレッシュなアイディアを相乗し、新しいビジネスモデルに積み上げていくというコンセプトです。デジタル化の普及は目まぐるしく、そのスピードは日々加速し、ファッション業界も変化を余儀なくされております。我々は、これまでの産学連携のスタイルから、ポスト・デジタル時代にフィットするホラクラシー型の新たなプラットフォーム形成を目指します。