【千葉大学】千葉大生がコンサルティングに挑戦!企業の「エコアクション21」取得を支援

教育人財開発機構 編集部 2021.04.21

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【千葉大学】千葉大生がコンサルティングに挑戦!企業の「エコアクション21」取得を支援
千葉大学は、2017年度より京葉銀行と協同でecoプロジェクトを実施しており、SDGs達成に向けた取り組みを行っている。その一環として、今回、京葉銀行が紹介した取引先企業の「エコアクション21」取得に向けた取り組みを支援するため、学生によるコンサルティングがスタートした。
国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会(以下、学生委員会)と株式会社京葉銀行(以下、京葉銀行)は、2017年度より協同でecoプロジェクトを実施しており、SDGs達成に向けた取り組みを行っている。 その一環として、今回、京葉銀行が紹介した取引先企業の「エコアクション21(以下、EA21)」取得に向けた取り組みを支援するため、学生によるコンサルティングがスタートした。


●EA21について
EA21は、環境省が定めた環境経営システムに関するガイドラインで、主に中小企業の経営において、環境への取り組みを審査し、認証を与える制度のこと。認証を取得するためには、PDCAサイクルに沿った環境経営システムを構築し3ヶ月以上のシステム運用期間を経て、各種データ・書類をまとめ、環境経営レポートとして公表し、第三者の審査を受ける。

 
●学生によるEA21取得に向けた取り組みを支援するコンサルティング企画について
概要:本企画は、京葉銀行がEA21の取得を希望する県内の企業を紹介。千葉大学は環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を取得しており、学生委員会がシステムの運用を担っている。その経験を活かし、学生委員会がチームを組み、中小企業に対するEA21の取得に向けた取り組みを支援するコンサルティングを行う。
目的:県内の企業によるEA21の取得件数を増加させることは、地域の環境負荷削減や環境保全に貢献することにつながる。また、学生にとっては環境マネジメントシステムの理解を深めるとともに、企業経営者とコミュニケーションをとる貴重な社会経験となる。

 
●今回、スタートしたコンサルティングについて
 
3月に行った顔合わせの様子
3月に行った顔合わせの様子

株式会社大幹(代表取締役 小迫 尊光)さまのEA21取得に向けて、学生5名がチームを結成し、2021年4月6日(火)より、コンサルティングを開始した。なお、コンサルティングは対面またはオンラインで、5回程度実施していく予定。

 
●コンサルティングチームのリーダーの学生の声(工学部3年 坂口晴香)
コンサルティングを進める中で、相手にわかりやすく物事を伝えるにはどうすれば良いのかを考え工夫することや、企業と接する際のマナーなどを学ぶことができ、このような経験がさまざまな活動をしていくうえで自信につながると実感しています。また、経営者の方と直接お話しする機会もあり、経営についての考え方などを伺うことができ、大変勉強になっています。株式会社大幹さまがEA21認証を取得できるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。


●「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」について

千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施している。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識の啓発活動を実践している。
《公式サイト》https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/