【学情】2022年卒学生に就活準備状況アンケートを実施

 2020.11.10

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【学情】2022年卒学生に就活準備状況アンケートを実施
株式会社学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職活動準備の状況」に関して調査した。「就職活動に不安がある」と回答した学生が97.1%。不安の理由は、新型コロナウイルスによるものが多く、採用数の減少、周囲と情報交換ができないなどの声が寄せられた。
株式会社学情(本社:東京都中央区・大阪市北区/代表取締役社長:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「就職活動準備の状況」に関して調査した。「就職活動に不安がある」と回答した学生が97.1%に上り、大多数の学生が、就職活動に不安を感じていことが明らかになった。不安を感じている理由は、「コロナ禍で、企業の採用数が減っているから」が66.8%で最多。次いで、「周囲がどの程度、就職活動準備を進めているか分からないから」62.1%、「コロナ禍で、企業が採用のハードルを上げていると思うから」53.0%と続く。「コロナの影響がどの程度あるか分からず不安」「対面で企業の担当者と話す機会がなかなかないので、企業研究ができていない」「大学に行く機会が減り、友人と情報交換できていないので、自分の立ち位置が分からない」などの声が寄せられた。

【TOPICS】
(1)「就職活動に不安がある」学生が97.1%に上る
(2)「就職活動に不安を感じる理由」は、「コロナ禍で、企業の採用数が減っているから」が最多

(1)「就職活動に不安がある」学生が97.1%に上る

就職活動に関して、「不安がある」82.9%、「どちらかと言えば不安がある」14.2%の回答となっており、97.1%の学生は「就職活動に不安を感じている」ことが明らかになった。「コロナの影響がどの程度あるか分からず不安」「対面で企業の担当者と話す機会がなかなかないので、企業研究ができていない」「大学に行く機会が減り、友人と情報交換できていないので、自分の立ち位置が分からない」などの声が寄せられた。

■学生の声
・コロナ禍で、どのような就職活動になるか見通せない
・コロナ禍で大学に行く機会が減った。周囲の状況を把握できないので、周囲と比べて就活準備をできているのか分からない
・友人と直接話す機会が減り、就職活動に関する情報交換ができていない
・情報収集はしているものの、対面でのインターンシップに参加できていない
・コロナ禍で、企業に訪問するインターンシップがなかなかないので、社風などを理解しにくい
・オンラインでのインターンシップや、セミナーでは学生同士で話す機会がないので、同じ業界を目指す学生同士で、情報共有をすることができていない
・オンラインでの開催や情報発信が増えているので、自分から情報を取りに行く必要があると思うが、何から始めたら良いか分からない

(2)「就職活動に不安を感じる理由」は、「コロナ禍で、企業の採用数が減っているから」が最多


 「就職活動に不安を感じている理由」は、「コロナ禍で、企業の採用数が減っているから」が66.8%で最多。次いで、「周囲がどの程度、就職活動準備を進めているか分からないから」62.1%、「コロナ禍で、企業が採用のハードルを上げていると思うから」53.0%と続く。新型コロナウイルスの影響で、採用数が減少したり、採用ハードルが上がったりすることに、不安を感じている学生が多いことが推察される。また、「学生同士で話す機会が少ない」という学生の声からも分かるように、同学年の友人と直接会う機会が減り、就職活動準備に関する情報交換できていないことも、学生が不安を感じる大きな要因になっていることが明らかになった。

■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2022(通年採用対応ジョブ型 インターンシップサイト)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2020年10月24日~10月28日
・有効回答数:239名