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【国立大学法人千葉大学】環境ISO学生委員会がASCN2023年次大会で「質の高い教育賞」を受賞
教育人財開発機構 編集部 2023.11.15
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ASCN: Asian Sustainable Campus Network について
日本国内における持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的として活動する大学ネットワークである「サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)」が、アジアにおけるサステイナブルキャンパスの推進を目的に、各国の大学ネットワークである、China Green University Network (CGUN:中国)、Korean Association for Green Campus Initiative(KAGCI:韓国)、Sustainable University Network of Thailand(SUN Thailand:タイ) とともに立ち上げたネットワークです。毎年、各国が持ち回りで年次大会を開催しています。
2023年次大会
「アジア・サステイナブルキャンパス・ネットワーク2023年次大会
持続可能な未来-SDGsとカーボンニュートラル-」
日時:2023年11月3日(金)10:00~17:00
場所:韓国・高麗大学Hana Square ※オンライン併用
主催:高麗大学エネルギー環境研究科・グリーンスクール、ASCN
運営:高麗大学OJERI、高麗大学ISD、KAGCI
後援:韓国SDSN
集合写真
プログラム:
開会挨拶
基調講演
各国のネットワークから発表
各国の学生からの発表
学生発表の総括・表彰
閉会挨拶
千葉大生の参加と受賞
千葉大学からは環境ISO学生委員会の学生3名が参加しました。各国のネットワークの取り組み紹介や基調講演を傍聴し、学生発表部門では10分の英語でのプレゼンテーションを行いました。
発表の様子
<発表内容>
「Specific Initiatives for Students and Local Children(学生や地域の子どもたち向けの具体的な活動について)」
環境ISO学生委員会が行っている数多くの活動のうち、学生向けと地域の子ども向けの活動の具体例について紹介しました。
プレゼンで取り上げたのは、学内活動事例として省エネイベント、古着市、新入生への紙ファイルプレゼント、地域の子ども向け企画事例としてペットボトルやTシャツのリユース体験、竹害に関する紙芝居と竹とんぼ、コスメペインツ(使わなくなったコスメで絵を描く体験)です。そして会場の参加者へのより深い理解を促そうと、具体的に集まった古着の数や収益の数値を紙に書いて強調したり、実際に新入生へ贈っている紙ファイルを聴衆にも配布したり、竹とんぼの実演やTシャツをリメイクしたエコバックの実物を見せたりと、活動を実際に体感してもらえるよう工夫した発表を3人が協力して行いました。こうしたチームワークの良さもあって会場の聴衆も大いに盛り上がり、プレゼンテーションが終わった時にはとても大きな拍手が起こりました。
発表資料の一部
3か国9大学9団体の学生発表があり、審査の結果、千葉大学環境ISO学生委員会は「Quality Education Prize(質の高い教育賞)」を受賞しました。
賞状
参加学生の感想
菰田 千絵(園芸学部 3年)、高柳(※)美礼(国際教養学部 3年)、山本怜奈(園芸学部 3年)
※柳は旧字体
表彰式の様子
英語をネイティブとしないアジアの大学の関係者が集まる大会でしたので、英語の表現に注意し、言葉以外でも情報を伝えられるように心がけました。当日は先生方のアドバイスをもとに、小道具を沢山使用し、動きのあるプレゼンテーションにすることで、聴衆の興味をひくことができ「Quality education prize」を受賞することができました。また、他大学の学生の発表では、カフェのテイクアウトドリンクに繰り返し使えるカップの導入や、昆虫をガスに変える活動など各国、各大学での取り組みや活動成績を学び、とても刺激を受けました。本大会は英語でプレゼンする貴重な機会に加え、視野の広がる取り組みを学べる場でもあり、ここで得た知識や経験を今後の活動に活かしていきたいです。
京葉銀行による活動支援
このたびのASCN年次大会への参加は、「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」(http://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/)の一環で、株式会社京葉銀行から、千葉大学環境ISO学生委員会の活動支援としてご寄付をいただいたことにより実現しました。御礼申し上げます。
千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約250名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学外緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
本件に関するお問い合わせ
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
日本国内における持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的として活動する大学ネットワークである「サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)」が、アジアにおけるサステイナブルキャンパスの推進を目的に、各国の大学ネットワークである、China Green University Network (CGUN:中国)、Korean Association for Green Campus Initiative(KAGCI:韓国)、Sustainable University Network of Thailand(SUN Thailand:タイ) とともに立ち上げたネットワークです。毎年、各国が持ち回りで年次大会を開催しています。
2023年次大会
「アジア・サステイナブルキャンパス・ネットワーク2023年次大会
持続可能な未来-SDGsとカーボンニュートラル-」
日時:2023年11月3日(金)10:00~17:00
場所:韓国・高麗大学Hana Square ※オンライン併用
主催:高麗大学エネルギー環境研究科・グリーンスクール、ASCN
運営:高麗大学OJERI、高麗大学ISD、KAGCI
後援:韓国SDSN
集合写真
プログラム:
開会挨拶
基調講演
各国のネットワークから発表
各国の学生からの発表
学生発表の総括・表彰
閉会挨拶
千葉大生の参加と受賞
千葉大学からは環境ISO学生委員会の学生3名が参加しました。各国のネットワークの取り組み紹介や基調講演を傍聴し、学生発表部門では10分の英語でのプレゼンテーションを行いました。
発表の様子
<発表内容>
「Specific Initiatives for Students and Local Children(学生や地域の子どもたち向けの具体的な活動について)」
環境ISO学生委員会が行っている数多くの活動のうち、学生向けと地域の子ども向けの活動の具体例について紹介しました。
プレゼンで取り上げたのは、学内活動事例として省エネイベント、古着市、新入生への紙ファイルプレゼント、地域の子ども向け企画事例としてペットボトルやTシャツのリユース体験、竹害に関する紙芝居と竹とんぼ、コスメペインツ(使わなくなったコスメで絵を描く体験)です。そして会場の参加者へのより深い理解を促そうと、具体的に集まった古着の数や収益の数値を紙に書いて強調したり、実際に新入生へ贈っている紙ファイルを聴衆にも配布したり、竹とんぼの実演やTシャツをリメイクしたエコバックの実物を見せたりと、活動を実際に体感してもらえるよう工夫した発表を3人が協力して行いました。こうしたチームワークの良さもあって会場の聴衆も大いに盛り上がり、プレゼンテーションが終わった時にはとても大きな拍手が起こりました。
発表資料の一部
3か国9大学9団体の学生発表があり、審査の結果、千葉大学環境ISO学生委員会は「Quality Education Prize(質の高い教育賞)」を受賞しました。
賞状
参加学生の感想
菰田 千絵(園芸学部 3年)、高柳(※)美礼(国際教養学部 3年)、山本怜奈(園芸学部 3年)
※柳は旧字体
表彰式の様子
英語をネイティブとしないアジアの大学の関係者が集まる大会でしたので、英語の表現に注意し、言葉以外でも情報を伝えられるように心がけました。当日は先生方のアドバイスをもとに、小道具を沢山使用し、動きのあるプレゼンテーションにすることで、聴衆の興味をひくことができ「Quality education prize」を受賞することができました。また、他大学の学生の発表では、カフェのテイクアウトドリンクに繰り返し使えるカップの導入や、昆虫をガスに変える活動など各国、各大学での取り組みや活動成績を学び、とても刺激を受けました。本大会は英語でプレゼンする貴重な機会に加え、視野の広がる取り組みを学べる場でもあり、ここで得た知識や経験を今後の活動に活かしていきたいです。
京葉銀行による活動支援
このたびのASCN年次大会への参加は、「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」(http://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/)の一環で、株式会社京葉銀行から、千葉大学環境ISO学生委員会の活動支援としてご寄付をいただいたことにより実現しました。御礼申し上げます。
千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1~3年生まで約250名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学外緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
本件に関するお問い合わせ
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572