【Taylor&Francis Japan】東京工業大学と電子ジャーナル転換契約を締結!オープンアクセス論文の出版を促進

教育人財開発機構 編集部 2023.02.15

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【Taylor&Francis Japan】東京工業大学と電子ジャーナル転換契約を締結!オープンアクセス論文の出版を促進
東京工業大学とTaylor & Francisは、2023年1月から3年間の電子ジャーナル転換契約を締結した。本契約により、東京工業大学は購読しているすべてのTaylor & Francisのジャーナルへのアクセスが保証される。また、同大所属の研究者は、同社のジャーナルで論文をオープンアクセス化する際の論文掲載料の負担が大きく減少するため、論文出版数の増加が期待される。
国立大学法人東京工業大学(以下、東京工業大学)とTaylor & Francis Group(以下、Taylor & Francis)は、オープンアクセス論文の出版を促進するため、2023年1月から3年間の電子ジャーナル転換契約を締結した。
 

本転換契約では、ジャーナル購読費とTaylor & FrancisおよびRoutledgeのOpen Select(ハイブリッド)ジャーナルで論文をオープンアクセス出版する際のArticle Publishing Charge(論文掲載料、以下APC)を定めている。
この転換契約により、東京工業大学は購読しているすべてのTaylor & Francisのジャーナルへのアクセスが保証されることに加え、同大に所属する研究者は、同社のジャーナルで論文をオープンアクセス化する際のAPCの個人負担が大きく減少することとなり、同大からの論文出版数の増加が期待される。
東京工業大学附属図書館は、大学図書館コンソーシアム連合(Japan Alliance of University Library Consortia for E-Resources : JUSTICE)の会員館として、同コンソーシアムが合意したRead & Publish提案に参加する最初の機関となる。

【東京工業大学附属図書館長の山田明教授 コメント】
「今回、伝統あるTaylor & Francis社と転換契約の合意に至り、大変嬉しく思っております。オープンアクセス出版の世界的な潮流の中、本学でも研究の発信力を高めるべく積極的に転換契約を進めているところです。今回の契約により、本学の研究成果、特に若手研究者の研究のヴィジビリティが高まることを大いに期待しております。」

【Taylor & Francis本部長およびアジア太平洋地域Commercial LeadのIan Jonesコメント】
「アジア太平洋地域の研究機関との最初のRead & Publish契約の合意が東京工業大学となったことは大変喜ばしいです。東京工業大学は最先端の研究を行っていることで知られており、今回の転換契約により、同大の研究成果のインパクトがさらに広がっていくことを期待しています。」