【多摩美術大学】循環型社会に向けた産学共同研究の作品展を開催

教育人財開発機構 編集部 2023.01.25

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【多摩美術大学】循環型社会に向けた産学共同研究の作品展を開催
多摩美術大学は、1月20日(金)~30日(月)に企画展「すてるデザイン~ゴミを価値に変える100のアイデア」を開催する。「すてるデザイン」とは、2021年度より廃棄物の課題と真摯に向き合っている複数企業と多摩美術大学 TUBの共創プロジェクトのことで、さまざまな再資源化を試みている。本展ではその中間成果作品を紹介する。
学校法人多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区、理事長:青柳正規、多摩美術大学、学長:建畠 晢)は、1月20日(金)~1月30日(月)に、GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)にて、企画展「すてるデザイン~ゴミを価値に変える100のアイデア」を開催する。
「すてるデザイン」とは、2021年度より廃棄物の課題と真摯に向き合っている複数企業と多摩美術大学 TUBの共創プロジェクトで、本展ではその中間成果作品を紹介する。

 

大量生産・大量消費・大量廃棄のリニアな社会では多くのモノが使い捨てられており、この流れを循環型に変えていくことが求められている。本企画展では、多摩美術大学が協働企業と取り組む「すてるデザイン」から生まれたさまざまな再資源化の試みを紹介する。

循環型への移行では、ボトルからボトルをつくるようなシステム構築はハードルが高く、まずステップとして目指すのは、ゴミとして廃棄する前にもう一度使う工夫を社会のアクションとして増やしていくことだと私たちは考える。廃棄された自転車のタイヤチューブを用いてつくられた犬型のドアストッパー。解体や修理することを前提にデザインされたスーツケース。ブックオフコーポレーションと取り組む廃棄されるCD/DVDを再生樹脂化した「CDプラ」など、ワクワクするような楽しさや美しさ、親しみやすさをデザインの力でつくり、人々にこの問題に関心をもってもらうことを、次世代を担う学生の人材育成プログラムに組み込んで行っている。
 
  

■企画展情報
企画展「すてるデザイン~ゴミを価値に変える100のアイデア」
会期:2023年1月20日(金)~30日(月) 会期中無休 入場無料
時間:11:00~20:00 (最終日のみ18:00まで)
会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)

主催:多摩美術大学 TUB、多摩美術大学プロダクトデザイン研究室Studio3
共催:多摩美術大学統合デザイン研究室
協力:伊藤忠リーテイルリンク株式会社、小田急電鉄株式会社、株式会社電通国際情報サービス、ブックオフコーポレーション株式会社、プラス株式会社、株式会社モノファクトリー、株式会社ロフト

■GOOD DESIGN Marunouchi WEBサイト
https://www.g-mark.org/gdm/index.html

■共創プロジェクト「すてるデザイン」について
多摩美術大学 TUBではオープンイノベーションの第1弾テーマとして、株式会社モノファクトリーをハブにしながら、伊藤忠リーテイルリンク株式会社、株式会社ディーエイチシー、株式会社ナカダイ、ブックオフコーポレーション株式会社、プラス株式会社と連携して、循環型社会に向けた共創プロジェクト「すてるデザイン」を立ち上げた。デザインの力を通じて廃棄物の発生抑制や、すて方自体を根本から変えることを目指している美術大学と協働企業によるサーキュラーエコノミーに向けた新しい取り組みだ。
https://tub.tamabi.ac.jp/#suteru-design

■多摩美術大学 TUB について
2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブに、デザインやアートがもつ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく”をコンセプトに、多摩美術大学のさまざまなステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子どもから社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信を行う。
https://tub.tamabi.ac.jp/