【文部科学省】令和3年度科学研究費助成事業の配分について

教育人財開発機構 編集部 2022.01.19

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【文部科学省】令和3年度科学研究費助成事業の配分について
文部科学省は、令和3年度科学研究費助成事業の配分について発表した。令和3年度の配分状況のポイントは、【1】新規応募件数の減少(コロナ禍に伴う継続研究課題の延長などが影響)、【2】新規採択率の上昇、【3】新規・継続分の採択件数・助成額の増加、の3点である。
令和3年度科学研究費助成事業の配分について

令和3年度の科学研究費助成事業(科学研究費補助金及び学術研究助成基金助成金)について、主な研究種目(※)において、9万5,208件の新規応募のうち2万6,550件を採択し、継続分と合わせて8万3,973件に対して約2,213億円(直接経費・間接経費の合計)を配分した。

令和3年度の配分状況のポイントは以下のとおりである。
・コロナ禍に伴う継続研究課題の延長などが影響し、新規応募件数が前年度より8,950件減少した(前年度新規応募件数10万4,158件)。
・新規採択率は27.9%となり、前年度を上回った(前年度27.4%)。
・新規・継続分の採択件数は前年度より1,205件増加し、助成額は前年度より9億円増加した(前年度新規・継続分の採択件数8万2,768件、助成額2,204億円)。

(※)「特別推進研究」、「新学術領域研究(研究領域提案型)」(公募研究)、「学術変革領域研究A」(計画研究、公募研究)、「学術変革領域研究B」(計画研究)、「基盤研究」(特設分野研究を除く)、「挑戦的研究」(特設審査領域を除く)、「若手研究」、「研究活動スタート支援」及び「国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))」。

<留意点>
○「令和3年度科学研究費助成事業の配分について」は以下のような構成になっている。

◇ 科学研究費助成事業及び配分状況の概要
◇ 資料
 1 全体・研究種目別の状況
 2 研究者の属性別の状況
 3 研究機関種別の状況
 4 審査区分別の状況

○他の研究種目の情報も含め、科学研究費助成事業全体の詳細については、以下の関連リンクの文部科学省公式HPよりご覧ください。