【千葉大学】学生発案により、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを3日間で3,000個回収

教育人財開発機構 編集部 2021.11.17

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【千葉大学】学生発案により、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを3日間で3,000個回収
千葉大学環境ISO学生委員会は、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する活動の一環として、使い捨てコンタクトレンズの空ケースが無駄に捨てられてしまうことに着目し、空ケースを集めるイベントを開催。結果、3日間で約3,000個を回収した。
千葉大学環境ISO学生委員会は、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する活動の一環として、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを集めるイベントを開催し、3日間で約3,000個を回収した。

●身近なところから企画を立案
環境ISO学生委員会は、学内の省エネや省資源など、環境やSDGsに関する活動を行っている団体。2021年に入学した1年生が、毎日使うコンタクトレンズの空ケースが無駄に捨てられてしまうことに着目し、企画を立案した。コンタクトレンズのメーカーであるアイシティのecoプロジェクト(https://www.eyecity.jp/eco/)に参加する形で企画を実施した。
 
集まった空ケース(一部)
集まった空ケース(一部)

●回収イベントでは3日間で約3,000個を収集
【回収イベント】
日程:11月1日(月)、2日(火)、4日(木)
時間:12:00~13:00
場所:西千葉キャンパス ライフセンター前
参加人数:約20名
回収個数:3,025個
イベントに先立ち、9月に学内の学生・教職員に対してメールで案内を送り、その間に集めてくれたケースを持参していただいた。今後は継続的な回収ができるようにさらなる企画を考えている。
 
回収イベントの様子
回収イベントの様子

●担当した学生のコメント:鈴木 ほの香さん(理学部・1年)
コンタクトレンズは生活を便利で豊かにしてくれるけれど、毎日使うもので、容器のプラスチックも毎日使い捨ててしまっているのが普通です。また、空ケースの回収・リサイクル活動は、中学校や高校での導入事例は多いけれど、大学での事例は少なく、千葉大学でも実施されていませんでした。そこで、私が始めてみようと企画を提案しました。
回収イベントでは予想以上の空ケースが集まりましたが、参加者はまだまだ少なかったので、今後は回収ボックスを常設するなどして、更に多くの空ケースを回収してリサイクルしたいと思っています。
「持続可能な生産消費形態を確保する」というSDGsの目標12の達成に貢献するためにも、普段の生活の中で、何気なく捨ててしまっていたもののリサイクルを考えることから始めて、徐々にさまざまな面で環境問題の意識を高められるといいなと思います。
 
回収イベントの様子(最右:鈴木さん)
回収イベントの様子(最右:鈴木さん)