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【埼玉工業大学】『渋沢栄一 論語の里 循環バス』、ほぼ全区間の自動運転化を実現
教育人財開発機構 編集部 2021.11.17
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深谷観光バス株式会社(本社:埼玉県深谷市、代表:高田勇三)と埼玉工業大学(本部:埼玉県深谷市、学長:内山俊一)<https://www.sit.ac.jp/>は、営業運行中の『渋沢栄一 論語の里 循環バス』において、自動運転の走行区間を約26kmに拡大したことをお知らせする。国内の一般公道において運行する自動運転バスとしては、例のない長距離の自動運転走行を実現した。
この循環バスは、本年2月から放映が開始されたNHKの大河ドラマ「青天を衝け」に合わせて、近代日本経済の父と言われる渋沢栄一翁ゆかりの地である「論語の里」を訪問する見学者のための足として、産学官の連携により運行を開始した。
運行開始当初は、埼工大が開発した自動運転マイクロバス(リエッセ2*)が、区間限定の約8kmを自動運転した。リエッセ2は、埼玉県内初の業務用車両として緑ナンバーを取得した自動運転バスである。また、本年4月29日からは2台目となる全長9mの大型自動運転バス(レインボー)が、業務用車両として導入された。
その後、営業運行を実施しながら開発を進め、自動運転可能な走行区間を順次延長させてきた。そして、このたび、開始時の約3倍となる26kmへの大幅延長を実現し、始発の仲町バス発着所から全区間(深谷駅周辺と旧中山道の一部を除き)で自動運転走行が可能となった。自動運転バスは土日、祝日に1日6便運行している。
なお、立ち席のお客様が出た場合、路上の歩行者とバスとの十分な距離がとれない場合、渋滞で運行ダイヤに大幅な遅延が発生した場合などの時には、自動運転から手動運転に切り替えて運行している。
埼工大の自動運転バスは、AI技術を積極的に採用しており、全国各地の実証実験に多数参画してきた豊富な経験とノウハウを活かしながら、一般公道を法定速度で走行するのが特長。システムによる自動運転とドライバーによる手動運転を即時にスムーズに切り替えることで、交通の状況に応じて安全な走行が可能だ。
現在、走行中の自動運転車両は、埼玉工業大学が令和2年度埼玉県先端産業創造プロジェクトのスマートモビリティ実証補助事業として開発している。
この循環バスは、本年2月から放映が開始されたNHKの大河ドラマ「青天を衝け」に合わせて、近代日本経済の父と言われる渋沢栄一翁ゆかりの地である「論語の里」を訪問する見学者のための足として、産学官の連携により運行を開始した。
運行開始当初は、埼工大が開発した自動運転マイクロバス(リエッセ2*)が、区間限定の約8kmを自動運転した。リエッセ2は、埼玉県内初の業務用車両として緑ナンバーを取得した自動運転バスである。また、本年4月29日からは2台目となる全長9mの大型自動運転バス(レインボー)が、業務用車両として導入された。
*「2」の本来の表記はローマ数字です。
その後、営業運行を実施しながら開発を進め、自動運転可能な走行区間を順次延長させてきた。そして、このたび、開始時の約3倍となる26kmへの大幅延長を実現し、始発の仲町バス発着所から全区間(深谷駅周辺と旧中山道の一部を除き)で自動運転走行が可能となった。自動運転バスは土日、祝日に1日6便運行している。
なお、立ち席のお客様が出た場合、路上の歩行者とバスとの十分な距離がとれない場合、渋滞で運行ダイヤに大幅な遅延が発生した場合などの時には、自動運転から手動運転に切り替えて運行している。
写真1:大型自動運転バス(レインボー)《旧渋沢邸・中の家前》
写真2:自動運転の運転席
埼工大の自動運転バスは、AI技術を積極的に採用しており、全国各地の実証実験に多数参画してきた豊富な経験とノウハウを活かしながら、一般公道を法定速度で走行するのが特長。システムによる自動運転とドライバーによる手動運転を即時にスムーズに切り替えることで、交通の状況に応じて安全な走行が可能だ。
現在、走行中の自動運転車両は、埼玉工業大学が令和2年度埼玉県先端産業創造プロジェクトのスマートモビリティ実証補助事業として開発している。